転職活動において、その山場となる「面接」
誰もが緊張し、決まりきった答えがあるわけでなく、企業や職種が違えば内容は違うし、採用担当者によっても、選考する基準が違う場合があります。
転職活動の成功を目指して
そこで、より質の良いチャレンジを行い、実現可能な範囲でベストの結果を得るために、何が必要かを紐解いていきます。
書類選考を通過した後?それとも、最初に?
書類選考と面接の順序は、企業の採用方針によって、その順序は異なります。
書類審査が先にあり、必須の資格や職務経験、技術がある場合は、書類審査により、その成否が書類上で先に判断されます。
しかし、必須資格を取得していなくても、勉強して必要な知識を習得していたり、同等の技術や経験があれば、採用されることもあります。
勉強中であることをアピールし、やる気を伝えることも、ひとつの手段です。
面接時に、その知識や勉強して得た考えを、的確に答えることができれば、おおいにプラスになります。
また、その時に必須資格が無く、不採用になったとしても、資格を取得した後に、ふたたび、応募すると、その努力が信用され、認められることがあります。
得てして、応募者が多い場合には、まず、書類審査が行われ、人手不足等の理由がある採用を急ぐ企業は、面接を先に行う傾向があります。
一回の面接で終わる場合もあれば、一回目は現場スタッフ、二回目は中間管理職、三回面は重役クラス、四回目にトップの経営層といった具合に、複数回の面接が行われる時も、企業の規模に応じてあります。
試験や検査
応募者を複数集めてグループワークを行い、その内容で採用の判断が下されることもあります
SPI等の適性検査を行う企業の場合、それを参考値とする企業が多く、性格的な判定を重視する傾向があるそうです。
また、その職種に必要な知識を確認するペーパーテストを行う企業もあります。
大切なのは、その企業に必要とされるか
面接では、第一印象に配慮します。
服装、頭髪、気持ちよく挨拶ができて、敬語がちゃんと使えるか。社会人として、必要なマナーを見られています。
スーツが必須の企業もあれば、社風によっては、カジュアルな服装が喜ばれることもあります。
こちらも、窓口等の対人的な接客がある場合と、社内の人としか接しない職種では大きく異なります。
つまり、その応募する企業のホームページや資料等を、事前に確認し、よく知り、知ったことを元に考えることが大切です。
業務内容や社訓を、暗記していくと効果的な場合があります。
面接では、自身のアピールをする場だと思い込み過ぎていると、失敗します。
同じぐらいに、その企業を理解しているかが、重要です。
可能であれば、事前に、その企業の近くを訪れ、周辺を見て回り、場所に慣れるためにも「場を踏む」ことが必要です。
面接をうけるにあたって、不足の点があれば、それをどう解決していくか、どのような努力をしていくかを、ちゃんと伝えることができないといけません。
それに関する質問が無かったとして、そういった準備を行ってきた姿勢は自然と伝わるものであり、謙虚さが必要です。
そして、その企業にとって、必要だと判断されれば、採用されることになります。
次回は、面接の「流れ」に関する記事となります。