転職の面接 第3回は、失敗しない面接日確認や入室から退室までの流れの後編となります。
失敗しない面接日確認や入室から退室までの流れ 前編
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前編から続く内容です。
入室する際に、ノックの回数は3回だとか、4回だとか、
マナーについて記されてあるものでも、回数がまちまちです。
そこで、大切になってくるのは、室内からの応答がちゃんとあり、
「お入りください」「どうぞ」等の返答を、
しっかりと聞き取ることができることです。
問いかけに対する反応、コミュニケーションとして成立することが大切です。
自己紹介や志望動機等は、事前に声に出して、
複数回の練習をしておくことを、おすすめします。
ぶっつけ本番でも、大半の人が、できなくは無いですが、
実際に声に出して練習しておいたほうがスムーズです。
面接を受ける上で、意外に盲点なのが、
面接を実施する側も緊張するということです。
その緊張状態で、刺激的な物言いや、失礼な態度は、
リラックスしている時以上に、相手を刺激することになります。
面接する人も、緊張するんだと、思いやりの気持ちを持って接すると、
冷静に状況を読み取ることができます。
目配り、気配り、心配り
と言いますが、目を見て話そうとしすぎるあまり、
見過ぎるのも不快に思われる可能性があります。
緊張で顔がひきつっても、なるべく、笑顔のほうが良いです。
しかし、不必要な笑顔は、不快に思われる可能性もあるので、
普段よりも笑顔を多めに、自然体を心がけましょう。
幸せは、笑うことでやってくるとも、言いますしね。
露骨に、時計を見過ぎない方が良いですが、
話しながら、10分経過、20分経過・・・といった具合に、
時間を意識していくと、状況に対して客観的になれる面があります。
先方の業務の繁忙にもよりますが、
基本的に、面接時間の長さにより、採用の成否が推し量れる面があります。
早々と終わる場合は、不採用の可能性が高く、
時間が長くなり、お互いに興味のある点等を確認し、
不明な点が無くなる面接であれば、採用される可能性が高いです。
面接終了後、面接をしていただいた御礼を、しっかりと伝えます。
貴重な業務時間を割いて、面接していただいたことに、感謝の気持ちが必要です。
何か自分に気づかない点で、失礼なことをしていたかもしれませんと、
先にあやまっておくことも、気づかないうちにやってしまったミス等の
マイナス要素に対するリカバリーになる可能性があります。
可能であれば、面接の内容をふまえてお礼状を書き、郵便の速達で、発送します。
この時に、上手く答えられなかった質問に対する回答を補足したり、
訪問してみた感想を付け加えたりします。
次回は、面接の「質問」について触れていきます。